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ブラック研究室。それは大学院生が放り込まれるかもしれない闇のアジト。在籍時代のエピソード・Web/アプリ開発の備忘録など。

Phase7 やりたいこともやれないこんな研究室じゃ(前編)

やりたいことがやれる環境に身を置くのは難しい…。

 

なんだよ、いきなりテンションが下がる話だよ。

 

でも、ちょっと思い当たる節ないっすかね?

希望が通らない。運が無いのか、周りの見る目が無いのか、自分が悪いのか。

気付いたら、あれれ?ここ何処?ってなってる。

ーーーとにかく、なんか難しい。

 

これは、その片鱗を見たエピソードだ。

初めて研究テーマの話になったぞ!

 ある日、僕・ヤンキー・ハッカーの同期メンバー3人が、教授室に集められた。

なぜか同期の紅一点である秘書はその場にいなかった。

 

僕「こんにちはっす。」

ヤンキー「ちっす。」

ハッカー「ウワハハハ」

 

教授「そろそろこの話しようかな。なんの研究したい?」

3人「音声です!」

 

皆、音声認識に興味があってこの研究室を選んだのだ。

ここは特に製品化とかの実績があったし、

なんせ音声の基礎研究って、当時流行ってたからね。

今やほんとGoogleさんとかAmazonさん無敵すぎて、もう全部お任せしちゃっていいんじゃないですか?

 

教授「そうか、みんなそっちか…」

3人「え?」

教授「最近さぁ、学会で動画処理が流行ってんだよね!うちもやりたいんだよねー」

3人「いや、ちょっ、・・・え?」

教授「来週までにさぁ、そういう論文から手法引っ張ってきて、試しにシミュレーションのコード書いてきて見せてよ。はい、以上!」

3人「いやぁ、あの・・・」

教授「ん?何?」

3人「・・・なんでもないです」

 

反論する間もなく、会話終了。

 

ヤンキー「おい、まじでどうすんだよ!」

ハッカー「まじかよ、ウワッハッハッハ!!」

なんだか変な方向に話がいってしまったぞ?!大丈夫なのかよ、おい!

 

未来を信じて久々に没頭…

まぁ、言ってもお試しみたいなもの。きっと、まだ大丈夫。

教授が「そろそろ本テーマ決めっか?!」って時に希望を言って、

やりたい研究をやらせてもらえば良い。これはその布石だ。

 

しかもよ、逆にここで、教授にできるアピールをかますことができれば 、未来は明るいいんじゃね?!

と、無理やり頑張ることにした。

当時の自分、けなげ〜(涙)

 

  • 論文を漁るぞ

マッキー先輩「論文はね、こんな感じで漁るんだよ」

3人「あざまーす!」

マッキー先輩「…ちょっと、ど、動画の論文??なんで?」

僕「なんか、こういうのやる流れになっちゃって…」

マッキー先輩「まじか、うぃーね!斬新!うぃーね!でも動画はやったことないから、質問されても無理だわー」

 

ですよねー。

そういえば、誰もこんなのやってないから、誰にも聞けないじゃん…。

 

  •  コードを書いてシミュレーションを回すぞ

 前に言っていた、MATLABという計算ソフトを使って、動画処理のシミュレーションができるように、ひたすらコードを書かなければならない。

 

ただ、ヤンキーは週5でバイトに勤しんでいるらしく、僕とハッカーで頑張った。

そして、僕はそう、前述の通り、野郎チームでアプリのコーダーをやっていたから、3日で作成を終わらすことができ、期日に間に合わすことができたのだ!

ふふ、ご都合主義とでも何とでも言ってほしい。

 

僕「よっしゃー!終わった!!結果も出たぞ〜、これで教授に明日見せられるぅ。

あれ、ハッカー?ゲームなんてやってていいの?」

ハッカー「え?昨日終わったけど…。ウワハハ」

くっ・・・。さすがハッカー。彼はやはりPCを愛しすぎている。

 

 

さぁ、明日ついに教授に結果を見せるぞ。果たしてどうなる?!

そして、ヤンキーは全く研究室に現れなかったが、どうする?!

次回後編に続きます。

 

>>Next Phase

Phase8 やりたいこともやれないこんな研究室じゃ(後編)