ブラック研究室へようこそ!

ブラック研究室。それは大学院生が放り込まれるかもしれない闇のアジト。在籍時代のエピソード・Web/アプリ開発の備忘録など。

Phase19 留学生の受け入れ体制もブラック

 

以前も少し触れたが、この研究室は、なぜか日本人学生よりも、外国人留学生の方が人数が多い。

この時点でほんと怪しんだ方が良いぞ!

 

で、思い返してみて、4タイプの留学生に分けられるなぁ、と思いつつ書き出してみた。

 

①放置の毒牙にかけられ、もう何をして良いか明らかに露頭に迷っている留学生

②生粋のコミュ力と能力を発揮し、日本人学生とうまくやりつつ結果を出す留学生

③必死にコミュ力を発揮するものの、空回りしてしまう留学生

④完全に開き直り、我が道を行き、闇落ちする留学生

 

あれ?

別にこれって留学生に限った話じゃないじゃん…。

まぁでも、今回はそれらにまつわるエピソードを紹介しようと思う。

 

①放置され、露頭に迷う留学生

来る前、「日本人は勤勉だからついていけるかなぁ…」なんて不安を抱いていたのだろうか。

そんな不安をよそに、いざ日本に来てみたら、

教授「じゃ、あとはよろしく!ニッ」

と、完全に放置される始末。

 

ろくに指導もなく、いつ来て、何をすればよいのか、自分で考えろスタイルは、本当に酷だと思う。

その割に、ゼミの当番で拙い発表をして、

教授「ユア、プレゼンテーションスキル、イズ、ベリー、ロー!」

と怒らえるのだから、たまったもんじゃない。

 

特に僕らの同期にあたる中国人留学生3人は、そのループから抜け出せず、

週2・3日だけ夕方〜研究室にきて、何をするのかと思いきや、

ニコニコ動画をダラダラと見る始末。

 

自分の現在地を完全に見失っちゃうよね。

まだ、ゴール君のように「てか、ゴールはどこっすか?!」って気にできる方がまだマシなのかもしれない…。

 

そして、そうなっても救いの手は差し伸べてくれないのが、我がブラック研究室なのだ。

 

②生粋のスキルで、結果を出し続ける留学生

もうこれは、才能なのかもしれない。

フィリピンから来た博士課程のヤンさんは、格が違っていた。

 

恐れること無く、僕らに話しかけて来てくれ、すごいフレンドリーだった。

何と言っても、日本語を覚えよう覚えようという、努力。

 

僕らラボメン同士、行事をやるほどあまり仲良くも無かったのだが、

なんとなくタコ焼きパーティーを開いたとき、わさびを大量に混ぜてロシアンルーレットをやったら、平然と「旨い旨い」と当たりのタコ焼きを食べていたヤンさんには思わず笑ってしまった。

 

研究の結果も出し続けている人のようで、ある日調べたところ、

フィリピンの現地の大学では『助教授』クラスの人だったようだ。

 

すごい人ってのは、思わず納得。

 

③空回りし続ける留学生

バングラディシュから来た、ラディさんは、ハートが強く、僕らと仲良くしてくれようと必死にコミュニケーションを図ってくれていたのだが、

空回りしていて、本当に涙なしには語れない…。

 

 

研究室でBBQを開いた時、

宗教上、豚肉が食べられないとのことで、それを逆手に取って、自前で専用のBBQコンロを持ち寄り、鶏肉を焼いて、ラボメンに振る舞ってくれたのだが、

誰も近寄ろうとはしないラボメン達。

誰か食べてあげなさいよ!

 

さすがに可哀想過ぎて、僕と秘書が「ヤミーヤミー…」と言いながら食べていたのだが、量が多く、さばききれなかった。

そして、教授が「ノー!ノー!」と注意して、片付けさせていた。

その哀愁漂う後ろ姿には、涙が出た…。

 

この研究室の人間は、「せっかく用意してくれたんだから」とか、そういう気が使える人が少ないように思えた。

ブラックに身を置くと、心までブラックに染まるのだろうか。人のことは言えないが。

 

 

また別のある日、ラディさんが「祖国のお菓子を持ってきた」と言う。

お菓子というので、乾燥した何かを想像していたが、大きく予想を超えてきた。

 

タッパーに入っている、何やら豆腐状のドロドロした物体が出てきた。

まじかよ…!!

 

僕「ワッツディス?!」

ラディ「ハロワ!ハロワ!」

えっ、ハロワ?!

…ハローワーク?どゆこと?

 

ハロワというお菓子(?)を、僕の手のひらにのせるラディさん。

ベチャッと豪快な音がした。

 

ラディさんには悪いが、見た目が強烈すぎて、吐きそうになりながらも丸呑みした。

ラディさんの笑顔に負け、

僕「や、ヤミー…。」

ラディ「オー!ナイス!トライアゲイン?」

僕「い、イエス…。(涙)」

 

断れなかった…。

 

しかし、他のやつらは見た目にドン引きし、数人しかトライしていなかった。

ラディさんも悪いかもしれないが、もっとこう、日本人らしく気を使ったり、もっと優しく接しようとかできないもんかね…。

 

ラディさんにとって、ここの研究室に入ってしまったことは、本当に運が悪かったとしか言いようがない…。

  

④我が道を行き、闇落ちする留学生

アフリカ大陸から来た黒人のジョージは、ヤバかった。

なんと言っても、日本人の女子学生にセクハラするやつだった。

 

1コ下の後輩に、マキちゃんという、そこそこ可愛い子がいた。

この子も学部卒就職希望だったので、ちびっこ先生が見捨てるかと思いきや、可愛い女子だからだったのか?

ちびっこ先生の指導が手厚い『加工チーム』に居続けていた。

おい!

 

その子に対し、ジョージは英語を教えてあげるからスカイプしようと誘い、

スカイプのチャットで、

ジョージ「When?When?When?When? When I go to your home????」

と、ねぇ、いつ家遊びに行っていい??ねぇいつ?いつ??!!

と毎日のように送り、セクハラし放題。

 

また、野郎と、女子で、全然対応が違っていた。

僕ら野郎が話しかけると、何言ってんのかよくわからない返答。

ジョージ「オー…アイム…ブツブツブツ…」

 

マキちゃんが話しかけると、

ジョージ「HaHaHaHa!!!!!! Oh!Yes!!!!」

という有様だ。

 

ジョージはセクハラしに日本へ来たらしい。

ほんとロクでもないやつだった。

 

 

ジョージみたいなやつは、もちろん追放すべきですが、

留学生を受け入れるなら、それなりに体制がしっかりしていないとダメですよね。

指導もせず、もし補助金目当てで受け入れているなら、なかなか最低なブラック研究室ですよ。

 

では、また!!!

 

>>Next Phase

Phase20 タイのサムイ島は暑くてもホワイト

 

過去のエピソード一覧>>>

【ブラック研究室】エピソード - ブラック研究室へようこそ!