ブラック研究室へようこそ!

ブラック研究室。それは大学院生が放り込まれるかもしれない闇のアジト。在籍時代のエピソード・Web/アプリ開発の備忘録など。

Phase8 やりたいこともやれないこんな研究室じゃ(後編)

前編はこちら↓

Phase7 やりたいこともやれないこんな研究室じゃ(前編) - ブラック研究室へようこそ!

締め切りは明日だよ?どうするヤンキー

僕とハッカーは、教授からのミッションをこなし、

明日教授に結果を見せることになっていた。

 

そこで、バイトに明け暮れていたヤンキーが、久々研究室に姿を現した。

 

僕「ヤンキー、明日までの動画処理のやつ大丈夫?」

ヤンキー「何もやってないわ。こりゃダメだな、ハハ」

 

まずい、教授のマジおこはまだ見たこと無いが、きっと怖いに違いない。

どうするか…。

 

ハッカー「はい。この結果見せれば明日乗り切れるっしょ、ウワッハッハッハッハ!!」

なんとハッカーは、この短時間で3パターンのロジックを実装して回していたのだ。

そのうち1パターンの結果をヤンキーに分けるというのだ。

 

ハッカ〜〜〜〜〜〜!!!!!

 

社会人となった今、「いや、それ僕の担当じゃないんで、へへ」の縦割りに慣れてしまっているから、こういうエピソードは、思い出すとグッと来るぜ。

 

しかし、

ヤンキー「ありがとな。でも、いいや。」

ハッカー「なんで?気にしなくて良いじゃん、ウワハハ」

ヤンキー「いや、そういうごまかし良くねぇって思うからさ。まぁ明日素直に怒られるわ、ハハ」

 

ヤンキ〜〜〜〜〜〜!!!!!

 

この日、ヤンキーはカッコよかった。

男の僕でも、キュンとしちゃったぜ。

 

教授へシミュレーション結果を見せる日

 約束の時間、僕とハッカーの2人が教授室の前に立っていた。

 

ヤンキーは、

来なかった。

 

ヤンキ〜〜〜〜〜!!!!

素直に怒られるんじゃなかったのかよ。昨日のトキメキ返せよ。

 

気を取り直して、ノックする。

 

 

・・・返答がない。

 

またノックしてみる。

 

・・・やっぱり返答がない。

 

 

 

この日、教授は僕らの約束をすっぽかした。

 

(再)教授へシミュレーション結果を見せる日

 メールを送ったところ、教授は忘れていたらしく、海外に出張していたとのこと…。

そして、リスケとなり、1週間後。

 

ヤンキーは、

やっぱり来なかった。

 

僕とハッカーで教授室をノックすると、今日はちゃんといるようだ。

 

僕「こんにちはっす。」

ハッカー「ウワハハ」

 

教授「おぉ、どうした?何かあったか?」

 僕「え?いや、先々週約束していた動画処理のやつ作るっていう…」

教授「そうだっけ??」

 

ど忘れじゃないよ、痴呆だよそれ。

 

拙い文章で書いたシミュレーション結果の紙を、教授に渡す。

ハッカー「えーっと、ウワハハ。まずこの手法はでs・・」

教授「うん、うん、わかった」

僕「で、こちらの手ほ・・」

教授「うん、うん、わかった」

 

説明を遮り、紙を10秒ぐらいチラ見し、こう告げる。

教授「まぁさ、学部の卒論テーマは動画処理でいってみようか!!ニッ!」

 

やりたいことができない運命が決まった瞬間だった。

やっぱそうなるよねぇ、うん、うん、なんか予想してた(涙)

 

ラボメン同期の研究テーマが確定

僕    → 動画処理

ハッカー → 動画処理

ヤンキー → 音声認識

秘書   → 音声認識

 

希望通っちゃったよヤンキー!!なんでだ!!!!

そして、秘書よ。いつの間に何ちゃっかり希望通ってんだよ…(涙)

 

 

配属前の学生は、やりたいことが本当にできるかちゃんと調査した方が良いよ。

できなくてもヘコたれたらダメだよ(白目)

 

そしてまぁ、『やりたいことができないのがデフォ』っていうのを早めに知れて良かったのかもしれません。

ほら、社会人なっても人事の希望なんかも全然通ってないしね!

 

では、また!